オリエンタル
  
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さて、みなさんは「オリエンタルカレー」というカレーをご存知だろうか。「生乃カレー」「男乃カレー」「マースカレー」等さまざまな種類がある。そして同社からは「オリエンタルグァバ」をはじめ多くの種類の清涼飲料水も販売されている。その昔は全国区で同社社員の方々が幅広い促宣伝活動(ドサ周り)をされていたのであるが、最近では密かに東海圏辺りでしか販売されていない謎のカレーである。

〜オリエンタル「生乃カレー」のCM〜 心に残る名場面・・・。子供のヒーロー「サブローくん」


昭和50年代からの記憶しか残っていないのだが、このオリエンタルのかつてのCMで「サブローくん」という子供が出てくるCMが存在する。このCM,かなり最近までやっていたのであるが内容はと言えば、おそらく受験生であろうと思われる「サブローくん」がその本分を忘れ、勉強をさておき漫画週刊誌を読みふけり大笑いしているという衝撃的なシーンからスタートするのである。
 
見た目ドラ○もんに出てくる「のび太」を彷彿とさせる彼は前述の如くであるのだが、そこへ「サブローくん、しっかり勉強してよ・・・。」と母親(多分声から推測すると市原悦子ではないかと思う)のナレーションがかぶさり、おもむろにドアをノックされるのである。ここからの彼の行動が非常に素晴らしい。何と、教科書、ノート、参考書の類をセットしたベニヤ板を瞬時に机上に装着するという離れ業をやってのけるのである。この間1秒にも満たないくらい。ウルトラマンや仮面ライダー等の変身シーンよりもよっぽど素早い。
そしてまんまとカレーをゲットした彼は満面に笑みをたたえ、ガッツポーズをするというCMであった。

このCMは当時、子供達の憧れの的であり、大いに話題になったものであるが、大人になった今、冷静になってよく考えてみるとあの「サブローくん」は果たして熾烈な受験戦争に勝ち抜けたのであろうかと他人事ながら心配になってしまうのである。おりしもその頃というのは「受験戦争」「受験地獄」と呼ばれた受験の過渡期であり現在20代後半から40代にかけての人々を巻き込んだ狂った時代であったように思う。そのような時代にこの内容のCMを製作、オンエアしたオリエンタルという会社の風刺の姿勢と気骨は相当のものであったと感じざるを得ない。そして、見た目「のび太」の「サブローくん」もこういう発想をする事自体、非常に狡猾であり、子供達の羨望と嫉妬の的である「のび太」を遥かに凌駕して、現実的なヒーローとなり得たように思う。ちなみに、当時のCMもオリエンタルのホームページで確認することが出来る。

2002年1月、当時のCMを確認したところ、筆者が「イチロウちゃん」だと思いこんでいた「彼」が実は「サブローくん」であったことが判明。加筆修正いたしました。



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